有馬温泉の魅力と見所

関西の温泉旅行でもよく利用される有馬温泉は、「日本書紀」にも登場する日本最古で歴史ある温泉です。大阪や神戸から程近い場所にあり、関西の奥座敷と呼ばれる自然豊かな温泉地なので、遠方から旅行に訪れる人だけでなく、関西に住む人たちも日帰り旅行を楽しんでいます。

有馬温泉は、三古泉・三名泉の一つで、塩化ナトリウム泉で赤さび色の「金泉」と、無色の炭酸泉「銀泉」の2種類です。この「金泉」と「銀泉」を交互につかれば、それぞれの効用プラス相乗効果があります。「金泉」の味は、しょっぱく、「銀線」はピリッとした炭酸独自の味がします。

この炭酸泉は、昔は「鳥類、虫、けだものがこの水を飲めば、たちどころに死すなり」と言い伝えがあり、毒水として近づくのも禁止されていました。明治8年に内務省司薬場が検査をすると、飲料水として大変優れていることが判明したのです。この炭酸泉は「鉄砲水」とも呼ばれ、やがて日本の「サイダー」の誕生となりました。現在では、有馬サイダーとして売り出しており、旅行に訪れた人の喉をうるおしたり、お土産として旅行者に人気です。